風任せ弾丸トラベラー

月イチ弾丸トラベル SFC解脱後の楽しみ方

民藝の旅 藤枝、浜松0318



本来なら昨日から高知へ2泊3日のはずだったが
16日深夜のM7.4震度6強の地震でキャンセル


昨日は一日中家で食べ続け
今朝も朝から食べ続け


これではマズいと、午前10時に奮い立ち、気になっていた芹沢銈介の筆彩画展を観に、静岡県藤枝市のギャラリー侘助へ向かう


新幹線で静岡まで
東海道本線に乗り換え藤枝へ
北口を出て右手の商店街を歩いて8分
左手にステキな日本家屋


30年以上続いているギャラリーで、焼き物やアクセサリー、染織など定期的に企画を行っているという


残念ながら既に終わってしまっていたが、オカベマサノリさんの古代ビーズアクセサリー展も観たかった。




今回、展示販売されている芹沢銈介の筆彩画は、芹沢と親しかった古玩具研究家で水墨画家の俵有作さんが所有していたものをオカベさんが譲り受けて並んだという。


非売品も含めて40点ほどあったそうで、直筆を手にとって観られる貴重な機会。


どうしても欲しくなり、壺屋の道を描いた小品を購入する。


店主にコーヒーを入れてもらい、色々話を聞いた。


再び電車に乗り、浜松へ
芹沢銈介の弟子で、80代の今も、現役バリバリの型染職人、山内武志さんの店アトリエぬいやを目指す。
人気がある暖簾は、個展などですぐ捌けてしまい、ネットではなかなか購入できないが、先日、タイミングよく一枚購入。
もっと色々観たいと思い、足を運んだ。
こちらも駅北口を出て徒歩8分


店内に入ると、店の女性に「侘助さんから来た方?」と聞かれて驚く。
これからぬいやへ行くと話したので電話があったらしい。


偶然、店内にいた地元の若い常連男性も、侘助で買った筆彩画を観せに立ち寄ったという。柚木沙弥郎さん人気にとどまらず、芹沢さんにも若い人たちが関心を持ってくれているのがファンとしては嬉しい。




ちょうど広島での個展の準備で、あまり暖簾は店頭になかったが、奥からあれこれと持ってきてくれた。


悩みに悩み、青の富士山柄に決める



北欧風の椅子敷きや、紅型の卓布も買い求める
紅型のは、広島行きの山にあったが、お願いして一枚譲っていただいた


とても感じの良い女性は、山内さんの娘さんだという。
熊本の民藝店きくちや、横浜の巧藝舎などの話で盛り上がった。
間違いなく再訪する店。


浜松駅から路線バスで舘山寺温泉へ
途中に団地や住宅街が多く、下校の高校生でいっぱい
雨で窓ガラスが曇り、外の様子がわからないまま50分ほど


横殴りの雨と傘がお猪口になる強い風の中
舘山寺サゴーロイヤルホテル着
湖畔で眺めは良い


夕飯は限りなくセルフに近かった
できれば温泉の夕飯は自分で何もせず、席を立たずにノンビリ頂きたいものだ

11時過ぎに床に着くがなかなか眠れず


朝5時50分起床

屋上の露天風呂へ

親子の先客があったが、すぐに出たので、

写真撮影

ものすごく風が強いので、肩から上が冷えてしまう。頭まで浸かって空を仰ぐ


日の出は湖の反対側

室内から撮影する



7時半の朝食まで1時間あったので、ホテル隣の舘山寺へ



敷地が島のようになっていて展望台や周遊の道が整備されている



展望台先の富士見岩まで登る


朝食後、リゾート感漂うプールサイドへ



湖が磯場のよう



突然、海が真っ黒になるほどの鵜の群れ

ヒッチコックの映画そのもの



リフレッシュ出来たので、10時の送迎バスで浜松駅へ向かい、そのまま新幹線で帰宅


収穫多く良い旅でした