風任せ弾丸トラベラー

月イチ弾丸トラベル SFC解脱後の楽しみ方

台風前1泊でも沖縄行って良かった

ダイヤ修行第6弾を兼ね妻と沖縄へ。台風の影響によるチケット騒動の顛末は前回書いたので、2泊3日まるまるから1泊2日(正午便帰り)に変更した旅の様子をつづります。


今回のテーマは「北部を旅する」だったので、2泊目にオクマを予約していたのですが、急遽キャンセルで、ヒルトン北谷リゾート1泊のみに。


前日というか当日仕事を終えて帰宅したのが0時半。それから準備などして2時半ごろ床につき4時起床で始発電車に乗るという、アラフィフにあるまじき強行軍のため、初日は北中城あたりのカフェでのんびりしてチェックイン、2日目からアクティブに行動する予定でした。


しかし、実質1日しかなくなったため、テーマも予定も変更。本島の中部東側にある海中道路を渡って伊計島を目指すことにしました。今回はドライバーの妻がいるのでレンタカーで動けるのですが、頼みの妻も体調不良で横で見ていて心配になるほど。

那覇から高速道路に乗って沖縄北ICでおり、与勝半島を東へ向かい海中道路で平安座島、宮城島を抜けて伊計島へ。約50キロ1時間半ほどでした。高速道を下りて、うるまの市街地を抜けてからは景色が変わり、リゾート感あふれる気持ち良いドライブでした。


この島のビーチはすべて有料なのか?

最初に入ろうとした伊計ビーチは道路沿いに鉄の柵があり、閉そく感が感じ悪かったので、先へ進み大泊ビーチへ。


ここも一本道のビーチ手前の入口に人がいて「1人500円」と言われました。なんで自由に出入りできないのかと一瞬不愉快に感じましたが、折角来たので仕方なく払うと「駐車場とシャワーも使える」とのこと。観光が生活を支える島のようなので、島人が島の宝を活用することは悪くないなと考えを改めました。

海岸への入口にビーチグッズレンタルと軽食、シャワーが利用できる海の家がありました。レンタル料金はなかなかで、パラソルなどは持参したものを使用しても持ち込み料がかかるのには、ちょっと首をひねりましたが、私は何も借りなかったので問題なし。


体調不良の妻は、日よけのあるテーブルで待っているというので、タコライス500円とぜんざい250円を注文。こちらは量もたっぷりで安くておいしかったです。結構、オススメです


淡い水色と群青色が美しいビーチには、ところどころ黒っぽい場所があり、魚がいるポイントになっていました。岸からわずか10数メートル(写真左奥)で、クマノミやブダイの仲間、ベラなど熱帯魚が群れをなしていました。サンゴはほんのわずかですが、美しい海藻が育っていて、プランクトンなども多いのでしょう。これまで、慶良間諸島の座間味、渡嘉敷、阿嘉や宮古の下地島、久米島などあちこちでシュノーケリングしましたが、魚影の濃さとビーチからの近さは一番でした。岸からすぐに深くなっているのですが、離れていないので子供も楽しめます。結局、妻も我慢できずに、シュノーケリングに加わり、海を満喫しました。



帰り道、せっかくなので、残り1つの浜比嘉島へ。たこ飯ともずく天ぷら、チジミ、もずくうどん。特産もずくづくしメニュー美味しかったです。



偶然、導かれるように着いた島の南にあるシルミチュー霊場。琉球の祖神2人が暮らし、子供をもうけたという洞窟で、子宝や健康安全祈願の看板が入口に立っていました。



帰り道、妻が、地元の野菜や果物などがある道の駅に行きたいというので、ネットで検索すると「道の駅かでな」ぐらいしか近くにありませんでした。嘉手納飛行場が良く見えるスポットとして写真愛好家には有名な場所ですが、野菜などは置いておらず、土産も品数が少なくてがっかり。


ただ、入口で店を出していたジプシーコーヒーのエスプレッソとミルクに野國いもを使ったペーストを加えた「野國いもラテ」が、とても美味しかったです。ちなみに、サツマイモはこの地域出身の野國総管という人が1605年に中国福建省から伝え、のちに青木昆陽が普及させたそうです。このため、野國いもは嘉手納町をあげてPRする特産品ですが、収量が少ないので希少だと話していました。



早めにチェックインするつもりが、ヒルトン沖縄北谷リゾートにチェックインしたのは午後5時過ぎ。ゴールドメンバーなのですが、アプリで事前にチェックインしてしまったため、そのままシティービューになりそうでしたが、「今日はアップグレードは無理ですか」と尋ねたら、快く、オーシャンビューに変更してくれました。夜にはホテルで打ち上げた花火が正面に見えました。受付、レストラン、部屋係みなさんとても感じが良くて、リピートしたいと思いました。

プールは、沖縄の夏はどこもそうですが、水温が高すぎて快適ではなかったので、早々に引き揚げました。


翌朝、ホテル周辺を散策。遊歩道沿いに少し砂浜?もありました。


アメリカンビレッジは開店前ですが、まぁこれはこれで、海外のリゾートみたいで面白いのかもしれません。


朝の渋滞を考慮して9時前にはチェックアウト、約50分で那覇小禄地区のレンタカー店につきました。後ろ髪を引かれつつも、充実した1日になりました。