風任せ弾丸トラベラー

月イチ弾丸トラベル SFC解脱後の楽しみ方

白馬で氷河を観るとは! 3日目


23日は8時半にチェックアウトし、姫川遊歩道へ。しかし、クマに注意の看板と人気のない感じが薄気味悪かったので、引き返し、岩岳ゴンドラにリベンジすることにしました。


岩岳ゴンドラはおとといの混雑がウソのよう。待たずにすんなり乗車。
時折、稜線が覗き、晴れ間も


7分で終点のノアの山駅へ。標高1289メートルの岩茸山頂です。
タープの下に無料で使える椅子が置いてあったり羊がいたりとノンビリした空気が流れる。


早速、お目当てのマウンテンハーバーへ。次から次へと写真撮影の人が。


レモネードとマフィンを買ってテラス席へ。迫りくる峰々に圧倒される。


唐松沢雪渓は、昨年、国内で7番目の氷河に認定されたそうです。
まさか、人生初の氷河を長野で見られるとは。しかも、こんなおしゃれなテラス席で
白馬岳のきれいな稜線は残念ながら見られなかったけれど、
1時間以上眺めていても飽きない圧倒的な大自然。


左に目をやると、ハイジがブランコ漕いでる。みんな童心に帰る場所


山頂にはMTBのコースもあり、レンタルもできる。親子でゆっくり下る人もいたので、
次回は挑戦したい


ねずこの森を少しだけ歩く。昨日の栂池の筋肉痛で足が上がらない。


下山して駐車場前のホリデイでラーメンと餃子


腹ごなしに平らな道を歩きたいと思い、大出公園へ。
姫川の清流にかかるつり橋の先には現役の茅葺民家。美しい日本の原風景にうれしくなる。


公園から歩いて数分の場所に地元の方々が整備した「詩の小徑」がある。イラストマップには「手づくりの何もない観光ルート」と書かれていたが、素晴らしい散歩道だった。
姫川に注ぐ木流川は、かつて、山で刈った木材を運んだ大切な川。養魚場の脇から栗の木やそばの花、コスモスが咲く畑のわき道を川沿いに進むと俳句・川柳の短冊がいくつもぶら下げられている。「射止めた娘 いつのまにやら肥女房」が気に入った。投句箱が設置され、管理人が木札に書いているのだという。道路を横切り、少し進むと白馬駅のホームが見えてゴール。10分ほどの短い遊歩道だが、郷土愛が伝わるふるさとの小道だ。



後半の2日は、口コミの評判が良かったシェラリゾート宿泊。夕飯がフレンチのコース料理で、源泉かけ流しの温泉があるので選んだが、人気なのがわかる心配りを感じる宿だった。中庭を挟んで建つ2棟のホテルは、部屋も広く、足湯があったり、休憩できるテラスに小さな冷蔵庫があって無料のコーヒーが飲めたりする。ロビー脇にはオープンラウンジがあり、なんと、無料でワインが飲める。玄関わきにはタイカレーやちまきなどの軽食まで用意されていてびっくりした。温泉まではやや歩くが、窓が全開で露店のような内風呂に源泉かけ流しがうれしい。湯上りのほてった体を冷やすテラスもあり、コーヒー牛乳やアイスキャンディーまで無料。もちろん、卓球台も完備。


夕飯のフレンチも気取らない雰囲気で本格的な味が楽しめた。この日は生ハムリエット、南瓜ポタージュ、舌平目ムニエルアメリケーヌソース、牛肉ポワレ 梨のケーキ。


2階にもラウンジがあり、ダーツやビリヤード、オセロが自由に使える。


予約制で4種類の貸し切り風呂が利用できるので、テルマエロマエに入った。
こちらは大浴場のほうが気持ち良いな。