風任せ弾丸トラベラー

月イチ弾丸トラベル SFC解脱後の楽しみ方

先島ホッピング3日目 与那国島2日目

今日こそは、泳がなくては。と思ったが、かなりうねりがあって、風もある。


フロントで聞いた四畳半ビーチと二畳ビーチを目指す。

広大な墓地群の中にあるため、不敬な感じがして、ちょっとひく。
四畳半ビーチには、女性の先客あり。うねりに翻弄されながら、ぷかぷかシュノーケリングを楽しんでいた。邪魔しても悪いなと思い、2畳ビーチへ。

だだっびろい、空き地にピラミッドのように石が積み上げられた場所に駐車し、歩いて探す。

祖納の港を望む2畳ビーチは、あまりに狭く、浅いので諦める


日本最西端を再度確認しようと思い、西崎へ。

久部良の港を西崎から望む。右端の防波堤手前のビーチで少し泳ぐが、魚がいなくてつまらないのですぐあがる。

再度、ダンヌ浜、四畳半、二条半ビーチを確認。引き潮で泳げなかったり、うねりが強くて荒れていたりで見切りをつけ、比川浜へ。予想外にサンゴなどもあり、楽しめた。


祖納へ戻り、ティングハナタをアップで撮影。撮影場所の脇には悪名高き人頭税廃止100年記念の碑。たった100年前には同じ日本人に人頭税がかけられていた差別が存在したことにいろいろと考えさせられる。


前日見付けられなかった町役場裏の伝統工芸館。残念ながら展示はなく、販売のみ。興味を持った人が訪れても肩すかし。もったいない。


ランチを食べる場所がなかったので、ホテルの売店でスパむすびなど購入し、部屋で食べる。シュノーケルセットを洗い、少し休んでから最後のドライブへ。


ひょっとすると、きのう東崎の駐車場にいた馬が岬にいるかもしれないと思い、向かう。
途中、誤って農道に入ってしまい。迷う。

期待通り、というかそれ以上。岬で与那国馬がのんびりリラックス。他に観光客もおらず夢中でシャッターを押す。横になったり、物憂げに海を見つめたりする姿に、すっかり馬好きになってしまう。


軍艦岩などを経由して西崎経由で久部良へ戻る。


久部良バリという名称が気になったので、レンタカー返却前に立ち寄る。
検索すると、重い人頭税を避けるため、妊婦を岩の割け目で飛ばせて命を奪ったという。
どうりで、パンフなどにも詳細が書かれていないわけだ。
どうにも、やりきれない思いで手を合わす。


使ったガソリンは2日で6.5リットル1200円。ほんと車があって良かった。


与那国最後の晩餐はホテルで前日予約した島御膳2700円。ようやくまともなメシにありつけた。壮大な自然と怖さを感じる海。
「ナツコ 沖縄密貿易の女王」を読んでから、ずっと訪れたかったナツコの活躍した地。
ほんとうに来て良かった。