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ANA1マイルは何円の価値 最大限活用を考える

せっかくためたマイル。有効に使いたいのは誰しも。
マイル達人のみなさんのブログを読めば、ファーストクラスの特典航空券に使うのが最も価値が高く、エコノミーより、ビジネスのほうが価値は高まるということは、数字に弱い私でもなんとなく理解できる。


もっとも、ファーストやビジネスの国際線特典航空券を入手しようと考えるならば1年前に動かなければ難しく、旅程の変更もほぼ無理なので決して使い勝手はよくない。


私は幸い1年前、今年10月のリスボン旅行のため、ブリュッセルまでのANAビジネス便と現地LCC乗り継ぎの特典航空券を入手できたが、現在、その便を購入しようとすると最安で63万2740円。特典航空券の必要マイルは9万5000だったので、1マイルの価値は6.6円になる。本当に仕事を休めるのかずっと不安だったが、先日、上司の了解も得られてほっとしている。


一方で今年は、毎月のように国内特典航空券を出発の1、2週間前に予約している。おとといは、もうすぐ期限切れとなるスカイコインを使い、来週の徳島行き往復+ホテルサンルート徳島食事なしの「旅作」を30600円で予約した。ダイヤモンドなので、スカイコインはマイル1.7倍換算で18000マイルに相当し、1マイルは1.7円の価値。


しかし、考え方によってはその価値はずっと上がる。


もし、羽田ー徳島の特典航空券往復のみを15000マイルで予約し、夏休みで高くなっている現在の運賃と比較するならば、最安のバリュー3で6万980円、1マイルの価値は4円となる。先ほどのホテルを単体で予約すると7020円かかるので、6万980円+7020円は6万8000円になる。6万8000円を1万8000マイルで割ると、1マイル3.77円の価値ともいえる。


よく書かれている「1マイルは3円の価値」という基準からみれば、確かに国際線ビジネスには倍の価値があるが、国内線エコノミーでも予約時期やタイミングで3円を上回る価値を持つ。


特に、国内特典航空券はキャンセルや変更ができる利便性があるため、早めに仮押さえで計画を立てられる。突然、どこかへ行きたくなった時も、あまり安くない割安運賃の乗車券を買わずにすむ。


ANAがさかんに宣伝している、座席が増えてとりやすくなったという触れ込みのハワイ便特典航空券エコノミーも、現実は、キャンセル待ちばかり。


いっそ、高騰する夏の沖縄便を早めに予約したり、運賃が高い5月の大型連休や夏休み、年末年始に除外日以外で使用したり、突然、思い立った旅に特典航空券を使ったりするのが次善の選択ではないだろうか。