風任せ弾丸トラベラー

月イチ弾丸トラベル SFC解脱後の楽しみ方

ANAスカイコインで初旅作 徳島へ

土曜日に台風の影響が懸念されますが、7月26
から1泊2日で徳島へ


珍しく窓側を指定し、雲間にのぞく富士と対面


徳島空港にはワンコインで、徳島市内の主なホテルに荷物を届けてくれるサービスがあることを知り、早速、受付の観光案内所へ。ロッカーに入れるよりずっと便利


うずしおを見る以外はノープランだったので、空港の観光案内所で相談。興味を引かれたドイツ館や四国八十八ヶ所巡りの一番札所霊山寺などは、バスと電車のつながりがイマイチ。素直に路線バスで鳴門公園の渦の道へ向かうことに。


しかし、ここで問題。満潮と干潮の時間に渦ができるそうですが、まだ満潮まで2時間あるので、大塚国際美術館に先に足を運びました。


実は、約三十年前の学生時代、この美術館立ち上げ時に、スペイン美術の監修を務めた恩師が「詳しくは話せないが、すごい美術館ができる」と授業で話してくれました。完成した時には、いつか行こうと思いながらも「タイルにプリントしただけだろ。結構、本物見てるしなぁ」とどこか馬鹿にして行きそびれていました。


しかし、システィーナホールに一歩入って自分の不明を恥じました。質感、存在感、心から感動しました。


エル・グレコの祭壇衝立復元の説明書きには恩師の故神吉敬三先生の説に基づいて6点で再現したと書かれていました。


環境展示という分類で、空間を再現する展示は特に感動しました。スクロヴェーニ礼拝堂ではなぜか涙が出そうになりました。


他にも、タイルにレタッチで質感を高めたり、空間や経年劣化まで、再現する徹底した内容に驚きました。


一点一点しっかり見たら、あっというまに1日たちそうな内容で、私は、途中から、目にとまるものだけに絞って鑑賞しました。


倉敷の大原美術館に続き、ここでもセガンティーニとの再会がありました。絶対に貸し出さないないだろうからと、学生時代にサンモリッツまで観に行ったアルプス3部作が並んで展示されていました。


屋上庭園やランチでひと息つくと、満潮時刻を過ぎてしまい、ミュージアムショップはあきらめました。
入り口の警備員さんに尋ねると、渦の道まで歩くと30分以上かかるという。32度の蒸し暑さでどうしたものかと思っていたら、なんと、運良くタクシー。


650円、5分で着きました。


エディ館との共通900円のチケット購入。
高速道になっている大鳴門橋の下が、歩行者用の渦の道。側面の鉄柵が網状で、海上の風が通るのが心地よい。お約束のスケスケの床。


帰りはバス停まで10分ほど歩きました。案内もなくエディ館が分からず、バスの時間も迫っていたので、売店で鳴門金時ソフトを食べてバスに。運良く座れましたが満員で通勤ラッシュ並み。土日はもっとかも。


パックで選んだホテルサンルートは徳島駅フロントビュー。便利、綺麗、広い、安い、温泉ありと最高でした。


夜は近くで徳島ラーメン、私にはやや肉がしょっぱかったかなぁ