正殿消失の首里城どこまで入れる 12月24日その2
ゆいレール散策終了後は、疲労とこむら返りで歩けなかったので、首里駅近くで電動自転車をレンタルしました。
2時間800円、4時間1500円ですが、ゆいレールの48時間乗車券を提示すると4時間1300円になりました。
まずは首里そば。閉店30分前の1時半に並び20分待ち、こしの強いそばに絶妙なだしがきいたスープは美味。そば小に、じゅうしい、ぜんざいを20年ぶりに堪能しました。
腹ごなしのポタリングに城周りを一周しようと思い、金城町の石畳へ。首里城公園のレストセンターや守礼門にも近い入口前に自転車を止め、階段を少し下りたところで、ふくろはぎがピクピクしてきたので、すぐに引き返しました。
今回の旅のメイン、首里城公園内に入る。
焼けたのは正殿だとわかっていても、守礼門が無事なのを見るとほっとします。
歓会門の前には首里城復興モデルコースが紹介されていました。12月12日に下之御庭など立ち入り区域が大幅に拡大したのに合わせて設定されたコースで、焼けた正殿には入れなくても、被災した奉神門を眺めることができ、京の内の御嶽や物見台、西のアザナなどを散策できます。30分のショート、60分コースなど全部で4コースあるようです。私は60分のコースを選びましたが、正味40分ほどでした。ちなみに入場料などは取られません。むしろ、復興費に1000円ぐらい徴収すべきだと思いますが・・・
瑞泉門をくぐり
漏刻門の先にはすでに焼け跡が
広福門を通って下之御庭へ
奉神門の向かって左側が消失しています。この門の先に御庭があり、正殿がありました。
番所でしょうか。屋根が焼け落ちています
西のアザナから那覇を見渡す。
クリスマスイブに、真っ赤なお花の~アカバナ
首里城公園を出て、玉陵を目指します。
といっても首里城前の交差点を左折してすぐ左、ほんの数分。
二重の壁の向こうには・・・
まるでボロブドゥール遺跡のような巨大な墓が。1501年に尚真王が父尚円王の遺骨を改葬するために築かれた第二尚氏王統の陵墓だけに大きなお墓の沖縄でもひときわです。
陵墓脇には東の御番所という王の控所が復元されています。
立派なガジュマルのアーチを抜けて玉陵を後にし、
首里名物の山城まんじゅうに立ち寄りました。素朴すぎる味
そのまま、道をまっすぐ進み、龍潭から首里城を眺めます
県立芸大前の道を通って、再び首里城の北側へ。円覚寺跡
弁財天を右手に眺めながら久慶門へ出て散策終了。すっかり消失した正殿より東側は入れないものの8割の区域が公開されています。ぜひ、自分の目で確かめてみてください
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