風任せ弾丸トラベラー

月イチ弾丸トラベル SFC解脱後の楽しみ方

ANA特典航空券今年初フライト 香川を歩き倒す1日目

2020年も残りわずか、午前発のANA特典航空券が2日前に1席空きが出たので、急遽、未踏の地、香川県へ。Go toで、温泉や二食付き旅館は不便な場所を除きどこも満室。
あきらめて、ドーミーイン高松中央公園前へ素泊まり。元々8700円だから3000円プラス、電子クーポン1000円ですが、Go toの恩恵にあずかりました


空港快速のモノレールのアナウンスで「次は羽田第3ターミナル」。第3ターミナル!?
そうか、国際線ターミナルが3月14日に第3ターミナルと改称されたのでした。
直前に、コロナで閑散とする空港を撮影しに行ったのですが、すっかり忘れていました。


以前は朝から開いていたレストランが昼からの営業になっていたり、ANAの優先搭乗がないなどコロナで多少の変化はあるものの、利用客は多く通常に近い状態に戻っていました。


今回、マイル減額のキャンペーン路線で往復1万5000マイルが9000マイルですみました。
グレードアップ可だったので、ポイントを使ってプレミアムにしました。新聞を読むかと聞かれなかったのと、機内誌がポケットになく、頼まないといけないのを除けば、以前と変わりないフライトでした。

 高松空港に11時10分着、金毘羅さん入口まで1500円の11時25分のバスに乗れました。雨が少ない地域のためか、次から次へと農業用のため池があらわれます。琴平までの道は坂と溜池の繰り返しでした。


12時25分に本宮までの785段をのぼりはじめました。どこかで荷物を預けようと思っているうちに店がなくなり、結局、杖もなく荷を背負ったままの登山に。
心配したほどきつくはなく、500段目の神椿パフェの看板を心の支えに上ります。


20分ほどでカフェ神椿に到着。テラス席で緑に包まれ、ヤマガラを観ながらのパフェは最高でした。さすが、資生堂パーラー。


神椿カフェから10分ほどで御本宮到着。歩いた時間は正味、バスを降りて40分でした。


讃岐富士などが遠望できて、見晴らしは最高です。

海の守護神だけあって、堀江謙一さん奉納のヨットや船会社のパネルが本宮脇の社にたくさん奉納されていました。


下りの途中、紅葉が日に当たり、鮮やかでした




円山応挙の障壁画がある書院に立ち寄りました。ガラス越しなのは残念ですが、貴重な重文の襖絵が見られるので800円の価値はありました。写真は入口の森寛斎の作です。中は撮影禁止でした。


下山して、こんぴらうどんで、かけ390円と トリオ(鶏、ちくわ、えび)540円
うどんも、つゆも美味でした。

お灸のかたちをした名物灸まんを土産に。


JR琴平駅へ向かい、多度津乗り換えで快速高松行に乗り、丸亀に15時8分に到着しました。
予想外に歩けそうなので、もう一山越えるべく、丸亀城を目指します。
駅から歩いて10分ほどで、大手門に。しかし、本丸は高い石垣の上。


本丸まで5つも坂とは!
しかも最初の2つはかなり傾斜がキツイ。写真ではうまく伝わりませんが。
こんぴら詣り後の脚には負担が大きいです。

10分と書いてありましたが大手門からは15分かかりました。


木造の本丸はびっくりするほど小さく、どう使っていたのだろうと疑問がわきました。
殿様の家族だけでも狭い。階段も急すぎて降りるのが怖かったです。


美しい丸亀の街と瀬戸大橋が一望できます。


丸亀駅まで戻り、猪熊弦一郎現代美術館MIMOCAへ。

駅のまん前。谷口吉生が手掛けた美術館ですが、最初は屋外アートだと思っていました


入口で常設展は展示数が少ないといわれたので、窓展も見ることにしました

ルイスカーンのドローイングや

奈良原一高の写真

ほかにもビデオアートやインスタレーションなど、窓という枠をテーマにした興味深い展示内容でした


ふと見れば、美術館の窓の外も展示作品のよう

猪熊の作品は確かに展示が少なかったものの、「海と女」など目を引くものでした。

外に出たらすっかり日が落ちてライトアップ


高松駅についたのは18時21分。琴電高松築港駅まで歩き、長尾線に乗り2駅、4分で瓦町駅に。父帰るの場面の銅像がある菊池寛通りを通り10分弱でホテルへ。

まずは、大浴場で足の疲れをいやし、20時半にマッサージ店リフレッシュ工房を予約
近くで予約できる店がなかったので、また15分ほど頑張って歩きました。

とても、上手な男性で、リフレクソロジーとボディ計90分受けて、だいぶ楽になりました。


夕飯をとる時間もなかったので、22時半にドーミーイン名物夜鳴きそばと、コンビニで買ったナッツとチーズの夜食。アップダウン満載の2万5200歩は、さすがに疲れた。