風任せ弾丸トラベラー

月イチ弾丸トラベル SFC解脱後の楽しみ方

公共交通で唐津伊万里有田1泊2日弾丸

3月2日と3日の土日に連休がとれたので、急遽、羽田ー佐賀のチケットを予約。旅のメーンテーマはもちろん焼き物。付け焼刃ながら「幕末維新と佐賀藩」を読み、江戸時代には西洋化の先駆的存在だったことも知りました。というわけで、サブテーマは、「地味だけど実はすごい肥前」


朝9時半に佐賀空港に着き、佐賀バスセンターへ。40分あったのでうまいものでも食べようと思ったのですが、佐賀駅周辺何もなさすぎ。かつて暮らした秋田の駅前より何もない。あきらめて、土産物屋で菓子を買って唐津行き電車に。地味だぞ佐賀!


1時間ほどで着いた唐津のほうが佐賀駅前より活気があり、都会的。福岡から1時間の通勤圏だからか新しい住宅が建ち並んでいました。バスで唐津城へ向かい、石垣の道、高取邸宅を散策。とても素敵な生垣のお宅がありました。



唐津焼が買える駅前のアルピノへ。目移りしましたが、母の湯のみ1つにとどめました。伊万里がメーンで時間がないので、唐津は窯元めぐりを断念。また来ます。


時間がないので商店街で魚ロッケ80円、いきなり団子120円、唐津バーガー350円のローカルファーストフードランチ。


散策には「美しい和食器の旅 有田・伊万里・唐津およびその周辺」というリブロポートのムックがとても役に立ちました。路線バスに乗り50分で伊万里へ。江戸時代、関所を設け、藩の徹底した管理下で鍋島を焼いていた大川内山へ行きたかったのですが、バスが出てしまっていたので、仕方なくタクシーを利用。15分ほど山へ入り1600円でした。



まるで、中国の山水画のような岩山を背景に、今でも秘境感が漂う場所。藩窯公園で陶片モザイクの壁や手すりを見学。


窯元めぐりを2時間。迷いに迷い迷って選んだのは鍋島青磁。虎仙窯という店で青磁鉢2700円、籠目小皿2500円を入手。手が出なかったですが江戸時代から唯一続いているという御庭焼きもじっくり見せていただきました。繊細な絵付けが別格でした。


伊万里焼の欄干の施された橋を渡り、バス停へ。17時5分の最終バスで伊万里駅へ戻りました。





ここからさらに福島支所行きのバスに乗り、お隣り長崎県福島の福島温泉つばき荘へ。佐賀県側から橋を渡ればそこは長崎県。穏やかな湾になっていて、ホテルのテラスからの景色はなかなかでした。温泉があり、食事もおいしかったです。